[日本農芸化学会・農芸化学奨励賞受賞]丸田隆典准教授

2021年3月18日

 この日、丸田隆典准教授が日本農芸化学会の農芸化学奨励賞を受賞しました(受賞要旨は学会HPで公開されています)。この賞は、農芸化学の進歩に寄与する優れた研究をなし、なお将来の発展を期待し得る研究者に授与されるものです。今回、「植物環境順応におけるアスコルビン酸と活性酸素種の相互作用に関する研究」に関する優れた研究業績が評価されての受賞となりました。これまでに、丸田准教授は植物特有のアスコルビン酸代謝による活性酸素種の作用制御が植物の環境順応において極めて重要であることを明らかにしてきました、、、と本人が主張しています。

 まだ賞状等は手元に届いていませんが、学会事務より賞牌の写真が送られてきました。たぶん島根大学では4人目の受賞だと思います。なお、丸田准教授の前に受賞したのは、石川孝博先生です。ちなみに、農芸化学会の会員数は10000人以上で、国内で最大級の学会なんです。ほら、生化研なかなかやるでしょ!(笑)とはいえ、学会関連の賞は個人の力だけで得られるものではなく、むしろ恩師の先生方のご指導や共同研究者の方々のご協力の賜物です。感謝感激雨霰です。

 まだまだ挑戦したい研究がたくさんあるので、興味ある学生さんは生化研の研究を見学しに来てみてください